バラ、カーネーション…花びらが多い花を押し花にするには?

押し花づくりを楽しむにあたって、どうしてもご紹介しておきたいのが、花びらの多い花への対応策です。

バラやカーネーション、ラナンキュラスなどは、花束などでいただく機会も多い美しい花です。ぜひ押し花にして残したいと思うもの。ですが花びらの枚数が多いために、そのまま押してもなかなか水分が抜けず、乾燥しきる前に退色してしまうこともあります。

こういった花は、思い切って花びらを1枚1枚分解してしまいましょう。

生花の段階で花びらと花芯、茎、がくなど細かいパーツごとにわけ、それぞれを別々にプレスし、乾燥させた後で組み合わせるという方法を採るのです。組み合わせる際は、糊やシール台紙などを用いて、咲いていたときの状態を再現するように組み立てながら貼り合わせていきます。これら一連の作業は、挑戦しがいのあるなかなか楽しい作業です。本当に美しい押し花を作ることができますよ。

バラの花びら

今回は花びらの多い花への対応策として「分解して押す」という方法をご紹介しました。前回ご紹介した「ナイフで削ぐ」なども含め、難しい花を加工するときには、花ごとに最適な方法を選びます。正しい方法さえわかれば、たいていの花が押し花に加工できるんです。

なお、こういった加工方法を応用すれば、なんと果物や野菜まで押すことができます。みかんやレモン、イチゴにスイカ、きゅうりにナスにオクラまで。押し花の楽しさは、お庭から台所まで、身近な場所で無限に広がっていくようです。